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バックパッカー日記⑥(オーストラリア、巨大なウルル/エアーズロック)

backpacker's diary in australia バックパッカー
backpacker's diary in australia

こんにちは、ワーホリ推してたら外貨$に到着した人、yucoです。

1週間をかけてダーウィンからバスで南下してきたツアーもとうとう最終日。
ついに巨大な一枚岩、アボリジニの聖地であるウルル/エアーズロックとご対面。

前日の日記はこちら

7日目の日記(原文)

朝の5時起き。案外明るい。
どのツアーもウルルの朝焼けを見るためにこのくらいの時間に起きる。

荷物が少ないからすぐに用意をして朝ご飯を食べて出発。
まずはアリススプリングスリゾートみたいな所を通過してウルルまで行くのだが、それがまた遠い。

やっとこの国の大きさに慣れてきたような気になっていたけど、まだまだだった。
眠い目をこすって、バス移動中も起きていたら何ともステキな空の色だった!!!うおおおおおー!!と思うもすぐに空の色も変わっていく。

ついにウルルのふもとに到着。バスを降りてウルルの周りを1周する。
でかい。近くで見るとますます迫力がある。あんなつるつるの表面をどうやって登っていくのだろう。

風が強くなければ登れることもあるみたいだが、アボリジニへの配慮もありわたしの参加したツアーはそのスケジュールにはなっていない。
近々、ウルルの登山も禁止されるという。

ウルル、アボリジニのことはよくわからないけれど、聖地と言われる理由も分かる気がする。帰国したらその歴史を勉強しようと思う。

約2時間のウルルウォーキング(?)を終えバスに戻ると、ジョーダンが寝てた。9時まで起きませんとか言うから、30分くらい待ちぼうけ。トイレ行きたすぎた。

そこから朝のキャンプサイトへ戻ってランチタイム。スケジュールが結構押していたみたい。
ランチはチキンバーガー、美味しくいただきました。

その後、また別の岩の所をへ歩きに来た。
ショートウォークだったけど何しろ暑い。暑くて暑くて暑い。腕も真っ黒。太陽強い。

途中立ち寄ったところで、偶然、前のツアーで一緒だった日本人に会った。
連絡先を交換した。

バス移動は外を眺めたり、寝たり。ダーウィンと違ってすべてが赤い。土も赤い。岩も赤い。
途中トルネードみたいなものを見た。

移動中、突然車が急ブレーキで止まってジョーダンが車を降りて行った。
急ブレーキに驚いていたら、ジョーダンがガメラみたいな生物を手に載せて車に戻ってきた!!

何だあれ!かわいい!!ストレスを受けやすい生物らしく触らせてもらえなかったけれど、とてもかわいらしかった。

ツアーも最終日。夜は5人でAnnie’s Place Barでご飯を食べた。
フランス人の男のことは日本に来たことがあって、ナンジャタウンが楽しかったらしい。わたし行ったことない。www

1週間、充実していたなぁ

7日目の日記(解説)

このツアーの朝は早い。
いつも5時とか6時には起きていた。だって移動距離が長すぎる。

前日に宿泊したのは巨大なベースキャンプだった。
わたしの参加するツアー以外にもたくさんのグループが来ていて、合宿所みたいな感じ。

いわゆるキャンプサイトと言った感じで、グループごとに場所が振り分けて合って、シャワーやトイレは共同。シャワーは20個近くあったと思う。
巨大な施設だった。

バンガローがあって、その中に寝袋を敷いて寝る。
バンガローと言っても3m四方の小屋、というか箱というか。
二段ベッドの要領で両サイドに板が設置されていて、上下に人が寝られる感じ。バンガローがなくて、野宿のところもあるみたいだった。

ウルルは大きいから簡単に目に入る。だからそんなに遠いように感じないのだけれど、実際は遠い。車に乗ればすぐにつくのかと思いきや、1時間以上はドライブした気がする。

ウルルに近ずくにつれて沢山の観光バスとすれ違った。
驚いたのが、大型バスツアーにに参加しているほとんどがアジア人だったこと。
アジア人というか日本人だった。

若い人もいたけれど、年上の人が圧倒的に多い。
ウルルが日本人にそんなに人気な場所だとは全然知らなった。
セカチューの影響なのだろうか。

大型バスで来ている人たちは、多分アドベンチャーツアーではなくて、ホテルに泊まったり、中には日帰りでシドニーなどから来ているのかもしれない。

多くの人たちはちょっと周辺を歩く程度で、わたしたちのようにウルルを1周している人はほとんどいなかった。時計回りでも逆回りでも歩けるから、たまに人とすれ違うこともあった。

ウルルは世界一大きな一枚岩として有名なんだけど、実は嘘なんだよ。
実は2番目で、もっと大きな一枚岩がオーストラリアにはあります。
サイズはなんとウルルの2倍。
名前は「マウントオーガスタス」と言います。へんぴなところにあるので行くのが大変です。アクセスのしづらさもあり、ウルルの方が圧倒的に有名というわけです。

長いことエアーズロックという名前で親しまれてきたけれど、最近はウルルと呼ばれることがおおいのは、アボリジニの人々に敬意を表しているから。どちらの名前も間違いではありません。

アボリジニの人たちは自然とのつながりをとても大切にしていたことが、岩に書いている壁画?岩画からもす知ることができた。

ウルルは観光資源ではあるけれど、アボリジニの人々にとってはとても神聖なもの。
2019年には登頂が禁止になっている。実際に登頂中の事故もあったとのことだったし、それでよかったのだと思う。
わたしはウルルを前にして、そんな神聖なものに登りたいとは感じなかった。

歩き始めは太陽の位置も低かったのだけれど、歩き進めるにつれて太陽の高度は上がるし、しかも円を描くように歩いているから初めは日陰だったのに途中からずっと日向を歩くことに。
ヘトヘトになって2時間かけてウルルを1周して、あーやっと休めるーと思ったのに、ガイドのジョーダンは休憩の邪魔をするなという事で車に入れてくれなかった。www

暑いし疲れてるし、今だったら倒れている気がする。若さの勝利。
脱水にならないように水分をたっぷりとっていたせいでトイレにも行きたい。ふぅ。

やっと30分が過ぎ、またバスに乗ってキャンプサイトへ戻ってランチを取った後、このツアー最後のアクティビティに行った。ショートハイキングという感じだった。

ハイキングを終え、翌日エアーズロック空港からシドニーへの飛行機に乗るため、エアーズロック空港付近のバックパッカーまで移動する。
その途中で、オーストラリア特有の動物に出会った。
「Thorny Devil」(和名:モロクトカゲ) 

本当にポケモンにでも出てきそうなガメラみたいなトゲトゲしたトカゲだった。
手のひらに乗るほどの小さなサイズでストレスに弱いらしい。見た目いかついのに可愛い奴め。
触ることはできなかったけれど、日本では見ることのできない生物との出会いに感動。
ジョーダンはそっとロードサイドにトゲトゲを戻してあげていた。
急ブレーキをかけて車を止めて教えてくれるくらいだから、出会えたのはラッキーだったのかもしれない。

その日の宿、Hostel Annie’s Place (Alice Springs, Australia)に荷物を置いて、ツアーの仲間たちと最後の夕食を取りお別れした。

7日目の日記(考察)

1週間かけて南下してきたオーストラリア、アウトバック、アドベンチャーバスツアーもとうとう最後の日。
最後の最後にウルルとご対面。明け方に見た景色がとても綺麗だった。

ウルルの写真はこのブログにも使っているけれど、太陽が昇るにつれて空の色がどんどん変わり、それを反映してウルルの色も変わり、そして空には月が輝いていた。
その写真はいつ見ても美しいな、と思う。

明け方で眠たかったけれど、その自然が生み出す色や景色は見逃すことはできないほど美しくて、尊かった。
自然が生み出すものはすべてそうだけれど、同じ空の色は2度と見る事は出来ない。
こういう出会いや経験が旅の醍醐味だなと思う。

メインのウルルには、本当に多くのバスツアーが来ていて、しかも結構大所帯の日本人ツアーで、知名度の高さを改めて感じた。
それまで1週間、バスツアーで出会ったのは日本人一人だけだったから、突然日本が沢山聞こえてすごくびっくりした。

3月だったから卒業旅行らしきグループもいたけれど、圧倒的にシニアだった。
なにがそんなに彼らを引き寄せるんだろう、と不思議だった。

当時はウルルの登頂可能だったけれど、風が強い日は登れないというルールと、ガイドさんからも神聖な地であるから登らないことを推奨された。
わたしはセカチューごっこに興味はないし、アボリジニの人たちの神聖な地にどうしても登りたいという希望もなかったし、その日は風が強かったから登ったことはない。

そのウルルの上からは何が見えるのかなと思うけれど、それはドローン写真などで見て満足した。

ウルル1周は約10キロ。宗教的な理由で写真撮影がダメなポイントもある。
ところどころ昔の人々が描いた壁画も残っている
そうはいってもひたすら岩。真っ赤な岩。
フォルムが丸っこくて、表面はつるつるで、地層を見ることもできる巨大な岩。

こんな景色は日本で見ることができないから、自分の目で見れてよかったと思う。

このツアーはオーストラリア現地の旅行会社ピーターパンで申し込みました。
この旅行会社はバックパッカー御用達だと思います。
様々なアドベンチャーツアーがあるし、当時はバックパッカーがアルバイトとかしてました。

オーストラリアにバックパッカーに行く際は、一度立ち寄ってみるといいと思います。
オフィスに掲示板とかもあるから色んな情報が手に入るはず。

世界は広いんです。

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