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バックパッカー日記⑤(メキシコ、メリダ)

backpacker's diary in mexico バックパッカー
backpacker's diary in mexico

ブラジル、べネズエラと続いた南米での旅の日々。
長時間のバス移動、治安に対する多少の緊張感、アマゾンでのハンモックキャンプなどなど、忘れられない日々は刺激的な反面、ちょっとお疲れモード。

その疲れを癒すために訪れたカンクン、プラヤデルカルメン、トゥルムで美しいカリブ海を満喫し、大いにリフレッシュできました。

早いもので旅も後半戦、ここからはメキシコ内陸へと進みます。
そしてまたアドベンチャラスな旅が始まります。

メキシコと言えば遺跡!カリブ海を後にして、まずはチチェンイッツァ(Chichén Itzá)へ向かいます!

チチェンイッツァでついにマヤ文明に出会う

メキシコは本当にバス路線が充実しています。

カンクンからチチェンイッツァまではバスで約3時間。
遺跡の周辺には宿泊施設が少ないので、カンクンからツアーで行くパターンが多いみたいです。

わたしたちのルートはこんな感じ。
トゥルムからチチェンイッツァを経由して、その後はメリダの街に向かいます。
というわけで、カリブ海とはお別れです。
美しい海に癒されてとてもリフレッシュできました!ありがとうカリブ海!!

朝、トゥルムの宿をチェックアウト。
ターミナルでバスに乗れば、到着地はチチェンイッツァの入場ゲートです。
バックパックを背負った状態で遺跡に着きましたが、さすがのチチェンイッツァ。
バックパッカー用のロッカーがきちんと用意されています。

gate of Chichén Itzá
gate of Chichén Itzá

さすがに人気の遺跡だけあって、結構混んでました。
日本人グループも何組かいましたが、ほとんどはカンクンからツアーで来ていたようです。
みんな荷物も少なく、綺麗な格好をしていたので。

入場ゲートから売店がズラッと並び、遺跡までの道のりにもたくさんの屋台や出店があってお祭りの雰囲気です。
両サイドに大きな木がズラーっと並んでいて日陰だったのがありがたかったです。
あの有名な遺跡までは結構歩きます。

Chichén Itzá
Chichén Itzá

どーん。ちょうど曇り時の映えない写真ですみません。
太陽が動いていくにつれて、影の映る位置が変わります。
その影の位置で時間を把握していたと地球の歩き方で読んだと記憶しています。(違ったらごめんなさい)

敷地内にセノーテがあったのですが、ここはいかにも生贄を投げ入れる泉と言った感じで、黒く深く(暗くて良く見えないけれどそんな雰囲気)で怖かったです。
もちろん立ち入ることはできません。

メインの遺跡以外にも、小さな遺跡?建造物が点々としています。
中には立ち入り禁止のテープで囲われた、崩壊寸前のようなものもありました。
時の経過を感じます。

わたしたちはツアーで来ているわけではないのでガイドさんがいません。
メインの遺跡の前では、さりげなく日本人ツアーのグループの近くに行って聞き耳を立ててみたり。
他にも色々な国の言葉のガイドが聞こえてきました。

敷地はかなり広く、すべてを回りきることはできませんでしたが、改めて昔の人々の知能高さに驚きました。天文学。ロマンがある。

inside of Chichén Itzá

セノーテにダイブして泳いでクタクタ

チチェンイッツァに来たら、ここにも行くことをお勧めします!

それはセノテ・イク=キル(Cenote Ik-Kil)です。
“天空のセノーテ”とも呼ばれるセノーテ・イキル。(呼び方は色々あるみたいですが、現地ではセノーテというよりセノテの発音に近いように感じました。)

セノーテは自然に地下水がたまった池や湖みたいなもの。
大小さまざま、メキシコ内に3500以上あるそうです。
チチェンイッツァにある生贄のセノーテを除き、その美しさから多くセノーテがダイビングや観光スポットになっています。

セノーテ・イキルはチチェンイッツァからタクシーで15分くらいでした。
わたしたちは自力で行きましたが、ツアーに参加する場合は大抵チチェンイッツァとセノーテ・イキルがセットになっているはずです。

チチェンイッツァの入場ゲートの前に沢山タクシーが止まっていたので、カメラとタオルだけ持ってセノーテに向かいました。
到着した場所は、なんとホテルの入り口。
このセノーテはホテルの敷地内にあるのです。

リラックスしたリゾートホテルのような雰囲気の敷地を進んでいくと、そのセノーテはありました。

写真中央に丸く光が見えるところからセノーテをのぞけるようになっています。

地底湖なので、階段で地下4階?くらいまで下りていくと、そこがセノーテです。
美しいセノーテなのに写真が美しくないのは許してください。
わたしモノより思い出派なんで。言い訳です。

ここは天井が開いているので、太陽の光が差し込む瞬間はとても明るくなります。
もちろん水も透き通っていて美しいのですが、わたしはそれより飛び込むのが楽しくなってしまってずっと飛び込んでいました。

飛び込んで喜んでいる図。
ツアーだとライフジャケットを貸してくれたりするのですが、もちろんわたしたちにはそれがありません。
どこまでも自力で泳ぐしかないという。ゴーグルもない。w
ただただ力尽きるまで飛び込んで泳いで遊んでいました。

写真にも写っていますが、天井からツタがたくさん垂れ下がっているのが、今見てもすごく不思議な光景ですね。

ツアーじゃないのでもちろんカメラマンはいません。
写真は、近くに居る人にお願いして撮ってもらいました。
ツアーでくればベストポジションとか、ベストタイミングとか色々計算して写真を撮ってくれるのかもしれませんね。

カメラとタオルしか持ってきていなかったので、濡れたままタクシーに乗ってチチェンイッツァに戻りました。タクシーのおじちゃんごめん。

ついにユカタンの州都メリダの街へ

既にメキシコに入国はしていますが、カンクン周辺はリゾート感があり、もしかすると内陸のメキシコっぽさとはまた違う雰囲気があります。
だから海のないエリアのメキシコの街に行くことを、わたしはすごく楽しみにしていました。

チチェンイッツァからメリダまではバスで2時間くらいです。
相変わらずメキシコではバスに大変お世話になっています。

メリダに到着したのは夕方過ぎ。
宿に荷物を置いて、ご飯を食べに行きました。
メキシコって本当にご飯が美味しい。
暑いからちょっと塩辛い料理が多い気もしますが、ビールにも合うし、メキシコは美味しくてずっと幸せでした。

定番のナチョス。止まらない。ずっと食べていられる。ナプキンホルダーが可愛い!

メリダはユカタン州の州都だけあってかなり都会な印象でした。
繁華街は明るく、中心部には大きな大聖堂(Catedral de Mérida)があります。
そこを中心にお土産屋さんや、コンビニ、飲食店など夜遅くまで賑やかです。

高校生ぐらい?広場で遅くまで楽しそうにパーティしてた♪

日本人はあまり見かけませんでした。
この旅を通じて、ほとんど日本人に会っていません。
タイミングやルートがちょっと違うだけで、全然あわないものなのですね。

というかバンクーバーで日本人に会いすぎたから感覚がちょっとくるってきているのかもしれないです。

世界は広いんです。

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