バックパッカー、ブラジルのハイライトはアマゾン川ジャングルツアー。
ジャングルツアーと言っても、ただのボートに乗っていきますよ!
アマゾン川ジャングルツアー1日目の、お話。
マナウス発
マナウスはブラジルの北部にあるアマゾナス州の州都。アマゾナス州、改めて聞くとかっこいい名前ですね。アマゾン川は長ーいので、ペルーとコロンビアとブラジルの三点国境あたりからもツアーが出ているはずです。でもアマゾン川へのツアーの多くはマナウスから出ています。
マナウスの安宿に来るのは、ほぼアマゾン川ツアー目的のバックパッカーなので宿の周りにはツアー会社がいくつもありました。ツアー会社って言っても、薄暗い部屋の一室にアマゾン川周辺の地図が貼ってあって過去のツアー客たちの写真が貼ってあるくらいのもんです。
だからと言って特段怪しいわけでもなく、この旅でお世話になってきたツアー会社はほとんどそんな感じです。日本のツアー会社を想像してはいけませんよ。
2つツアー会社を比較しましたが、大きな差はありません。どちらも人数が集まらないと出発できないので、先に人数が集まって出発できるツアーに参加することにしました。3泊4日のアマゾン川ジャングルツアーです!
船を乗り継ぎ、旅の拠点の小屋(?)へ
マナウスはかなり大きな街です。栄えています。
アマゾン川に出るための港もかなり規模が大きくて、船も沢山行き来します。比較的大きな客船もあれば、手漕ぎボートサイズもあるし、観光船もありました。もちろん、川沿いに点々と存在する町に住んでいる人たちにとっては生活と物流の拠点。こんな感じでお魚沢山売ってました。
中くらいの船に乗り2種類の水が交じり合わないMeeting of the Waters呼ばれるポイントを経由して、少しずつマナウスの町から離れて川の奥へ進みます。
川なのでさほど波はなく、船酔いすることはなかったけれど行けども行けども川。しかも巨大すぎて感覚的には海。両側の陸なんて見えません。なんかほんとに、、、世界ってすごいなって感じます。
まずは中くらいの船に乗ってある程度進み、川幅が狭くなってきたポイントで船を乗り換えます。
じゃーん!見て!これがわたしたちのを4日間を守ってくれた船です。船っていうか、船なんですけどね、ボートって言えばいいのかな。エンジンは付いてます、手漕ぎではありません。右の写真は4日間わたしたちのグループをお世話してくれたおっちゃん。たしかベネズエラの人だったと思います。
6人の仲間
わたしたちのツアーは6人でした。ブラジル人のご夫婦、オランダ人の女の子、イスラエルの男の子、日本人2人。年齢も母国語もみんなバラバラだけど基本の会話は英語です。わたし含め、みんな英語ペラペラではないし、特にブラジルのご夫婦は英語が得意ではなかったけれど、4日間色んなお話をして楽しかったです。特に一人でブラジルにバックパッカーで来るオランダ人の女の子、めちゃくちゃかっこいいなと思いました。さすがに一人でブラジル、しかもアマゾンはちょっと自信ないかも。
アマゾン川にはピンクの川イルカがいるんです。よく、見ると幸せになれるなんて言われるイルカです。あの、上の写真のボートに乗って拠点まで行く間にも沢山の川イルカを目にしました。ただ、わたしの目にはピンクには見えなかった!
川がそもそも茶色いのと、イルカも薄ピンクなので、その2色が混じると何というか・・・ピンクではなかったです。
昔は川イルカと一緒に泳いだり触れ合うアクティビティもあったみたいだけど、イルカが人間を攻撃して事故が起きたりするそうで、その時はそういうアクティビティはありませんでした。
夜にはカイマンを見に行くイベントがありました。カイマンってワニで、ワニの中では小型みたいです。夜ご飯食べた後に、真っ暗な街灯もないアマゾンを、あのボートに乗ってワニ見に行くんです。今考えたらどんなイベントなの?笑
夜はね、そのカイマンの目がライトに反射して光って見えるので、それをあのおじちゃんが素手で捕まえてくれるんですけど、凡人の目にはカイマンの目が光っているのも正直よく見えませんでした。
しかも一瞬の出来事なので、何が起きているのかよくわかんなかったけど、その日は小さい赤ちゃんカイマンしか出会わなかったので、なでなでしておきました。
あー夕日が大きかったです。きれいですね。自然っていいな。
世界は広いんです。