これまで生きてきた中で出会った言葉で大切にしている言葉がいくつかあります。
スピリチュアルなことには詳しくないのでわかりませんが、
目に見えない力みたいなものはある気がしてます。
今日は大切にしている言葉の、お話。
その① 過去と他人は変えられない。変えられるのは自分と未来だけ。
これは最初に勤めた会社の社長に言われた言葉です。
いわゆる中小企業でオーナー社長の会社でした。日本に一番多いスタイルかと思います。
ブラック企業ではなかったと思いますが、社長の年齢は若くなかったし
基本的には年功序列で、どちらかといえば古いスタイルの会社でした。
オーナー社長なので時々、突拍子もないことを言ったりしますが社長の発言は絶対。
そんな感じの会社です。
「過去と他人は変えられない。変えられるのは自分と未来だけ。」
この言葉は営業会議の時に社長から言われた言葉です。
今までのやり方では成績が目標に届かないから、過去のやり方にこだわるな。
そして他人から言われてやるのではなく、自分から変化を起こさないと結果は出ない。
社長はそういう意味合いでその言葉を発したのだと思います。
社長の意図することもわからなくはないのですが、新入社員のわたしは
「だから社長が何と言おうと、社員のことは変えられないんだけどなぁ」と思いました。
ただ、この言葉は対自分のことを考える時にはとても的を得ていて、大切にしている言葉です。
過去と他人は変えられない。変えられるのは自分と未来だけ。
分かりやすいようにちょっと言い方を変えると
過去は変えられないけど未来は変えられる。他人は変えられないけど自分は変えられる。
こちらのほうが分かりやすいかもしれません。
その通りですよね。過去はどうやったって変わりません。
過去に起きてしまったことを悔やんだり後悔することもありますが、起きた事実は変わることはありません。
けれど、これから起きることは今の自分の行動によって変えることができる可能性があるのです。
とても単純な例でいうと、明日の待ち合わせに遅刻してしまうかもしれない。
いつもは目覚ましを1回しかセットしないけど、10回セットしてみよう。
10回セットすることによって遅刻するかもしれない未来を変えることができるかもしれない。
とても単純だけどそういう事です。
同様に他人は変えられないけど、自分は変えられる。
さっきの遅刻の例でいうと、もし自分が遅刻したら友だちは怒るかもしれない。
怒らないように相手を変えるのは容易なことではないし、多分難しいでしょう。
でも、今までの自分を顧みて遅刻をしない自分に変わればどうでしょう。
自分が遅刻をしなかったことで、友だちを怒らせないという結果が待っていると思います。
だから、遅刻して怒る友だちを変えるのではなく、遅刻しない自分に変わることが大切、という事です。
変えられるのは、自分と未来。
シンプルですが、わたしはそれが一番しっくり来ています。
その② 未来の不安は幻想でしかない。
これは長年の付き合いの友だちから言われた言葉です。
わたしは社会人3年目を終えようとしていました。
入社したその日からの計画通り、3年働いて退職をして海外でしばらく生活をする予定でした。
そのこと自体に迷いはなかったのですが、海外に行った後どうなるのかとか、帰国後に日本で転職できるのかな、とか漠然と不安を感じていました。
その時に友だちがかけてくれた言葉が未来の不安は幻想でしかない。
確かにこれから先に起こることは誰にもわかりません。
明日の天気だって予報通りではないし天災が来るかもしれない、未来で起こることなんて誰にもわかりませんよね。
だからこれから先、未来に起こることを不安に思うのは幻想でしかないよ!と。
この言葉を聞いてすごく、肩の荷が降りた気がしました。
だって、わたしがこれから行動を起こそうとしているのは、自分が手に入れたい未来のために行動しているんです。
ネガティブな何かの為に行動しているわけではありませんよね。
行動してみた結果が思い通りにならないこともあるかもしれないけれど、でもそれは行動したからこそ分かった結果だし、またそこから軌道修正すればいいだけです。
もし未来に不安を感じているなら、そうならないように今を行動するだけです。
さっきの遅刻の話を例に出すなら、遅刻するかもしれないというのは幻想でそうならないために、今から準備をすればいい、という事です。
先の不安に思いを巡らせるのではなく、それを回避するために今すべきことにフォーカスすることで、未来の不安は解消できるはずです!
まとめ:何事も自分主体で
これは昔のわたしの話ですが、何か嫌なことや上手くいかないことがあると、自分ではない人や物のせいにすることがよくありました。
なんで社長はこんな意味不明なこと言うのだろう、仕事量多すぎるとか自分ではない外部要因のせいにしがちでした。
確かに会社に入ってみないとわからないことや、どうにもならないこともあります。
それでも就職活動をして、その中でこの会社を受けて就職すると決めたのは自分自身です。
まずはそこに自分の意思があったし、この会社じゃなかったら大変でないという保証もありません。
過去の自分の選択は変えることはできないけれど、この先をどうしたいか、そのためには今どうすればいいか、それを自分で決めて未来を変えることはできるのです。
世の中には「名言」といわれるものが沢山あって、それぞれ由来があります。
百聞一見に如かず、今を生きる、のような言葉もそうだなと思いますが、
そんな沢山ある言葉の中で、わたしはこの
変えられるのは自分と未来だけ。
未来の不安は幻想でしかない。
2つの言葉が一番しっくり来ています。
何事も自分主体で。love yourself自分を大切にしてほしいです。
特に海外に行くと、みんな自立しているなぁと痛感します。
自分の意志で行動して、それには自分で責任を取る。素敵な生き方だと思います。
そしてやっぱり
世界は広いんです。
脳科学と心理学ベースに「不安は妄想」だと説明する本!
脳科学なんて聞くと難しそうに聞こえるけど、スラスラ読めます。
続けて読まなくても、その日開いたページを読むだけでも、心が軽くなると思います。