今日は海外とは関係ない話。
というのは最近読んだインタビューにものすごく感動しちゃったから。
昔、「モノより思い出」ってキャッチコピーのCMがあったとけど
良かったことも悪かったことも、わたしは思い出を大切にしています。
BTS J-HOPEのインタビューに寄せて
最近読んで感動したインタビューとはまさにそのこと。
本文はこちら(weverse magazine)で読めますので是非読んでみてください。
BTSは説明するまでもなく大人気のグループです。2022年でデビューから9年。
9年前にデビューしたその日から、今のように世界中で名が知られるようなグループ
だったわけではないし、沢山の努力と苦労の上に今日があるのは有名な話です。
(このブログを途中まで書いた次の日にソロ活動強化のお知らせがありました)
今回のインタビューはこの9年間を振り返るようなインタビュー。
その中で「過去の映像をよく見るし、それがとても楽しい」と話しています。
そして過去を「美しい」と表現しています。
数えきれないほど苦労をしているはず、中には苦い思い出もあるはず。
でもそれを「美しい」といえること自体とても強くて美しいことだと思うのです。
過去の写真を見て美しいと思うのはわたしも全く同じです。
時間があれば昔の写真を見返して、その時どんなことを思っていたかなぁとか、
こんな所へ行ったなぁ、という具合に思い出を記憶から呼び出して想いを馳せてしまいます。
今がつまらないとか、昔に戻りたいとか、そういう事ではないんです。
ただ、その過ぎた時間は存在していたし、それがあなたの人生を証明するものだし
だからこそ今日のあなたがいる。それこそを美しいと感じるのです。
このブログを始めたのは思い出を整理するため
そんな美しい思い出でも、すべての思い出をいつまでも覚えておくことはできません。
チャンスがあれば写真を見返してすっかり忘れていた思い出も呼び出すこともできるけど
みんなそんな暇じゃない!w 毎日忙しくしていると、その思い出を呼び出してあげること
さえも簡単はないのです。
彼の場合は、写真などを編集して2-3分のアルバム?にまとめると言っていますが
(どこにそんな時間があるのか。という疑問はおいておいて)
わたしはそれをブログにまとめてみようと思ったのです。
写真は写真として残り、画像(や映像)がトリガーとなり思い出を呼び出すわけですが
わたしはその呼び出した思い出を文章にして残してみよう、というわけです。
終活なんて言葉もありますが、思い出を整理するのはすごく労力がかかる作業です。
引っ越しを想像すると分かりやすいと思います。
それでも、美しいと感じている思い出をそのままにしておくにはもったいない。
特に濃厚な海外での思い出から、大変だけど少しずつ文字にして残して、
もしそのことが誰かの役にちょっとでもたてるならわたしはちょっと嬉しいです。
(とはいいつつ、自分に向けて書いている部分もありますよ。)
花様年華
「花様年華」この言葉はもともとは映画のタイトルです。
最近はBTSと関連して使われることも多く「人生で最も美しい瞬間」を意味します。
わたしがひょんなきっかけで彼らから目が離せなくなってしまったのは
彼らが見せてくれるものが全て花様年華のように映るからです。
音楽が好きで音楽をやりたいと集まった7人が寝る時間も惜しんでダンスや歌の練習をし
晴れてデビューするも花開かず、それでも腐らずに努力し続ける。
夢に向かって努力をし続けるって簡単なことじゃないですよね。
言うは易しですが、それを実行し続けることがどれだけ容易でないことか。
だからこそ、努力し続けることが美しいし、チャンスをつかんだ後は
シンデレラストーリーのごとくスターダムを駆け上がっていく。
その影響力はアイドルの枠を超え、国連でスピーチをし、アメリカ大統領とも会談する。
世界中に巨大なファンダムを形成し、そして少しずつ世間と己とのギャップに葛藤し、
そして今、また新たな道を切り開いていこうとしているわけです。
過去も最高だった、でも最高の瞬間はまだ来ていない、そう歌います。
彼らの葛藤はわたしなんかに想像できるものでは到底ありません。
そのことについては早く解放され、この先のいつか、苦しい時期があった。
と思える日がくることを心から願っています。
ただ、目を背けることなく、誠実に丁寧に、自分の人生を歩もうとしている、
その姿勢こそが美しい、とわたしは思うのです。
この先、こんなグループに出会えることはなかなかないと思うと同時に
世界にはこんなにすごい人たちもいるのだなぁと思います。
世界は広いんです。