これは2011年にバックパッカーで約2週間インドへ行った時のこと。
デリーから入国し、デリーからムンバイへ移動しました。
デリーも暑かったけど、ムンバイはもっと暑かった。
熱中症になってゾンビとなりながら夜行列車に乗ってゴアへ行った、そんなお話。
約3年ぶりのバックパッカー。行き先はインド
オーストラリアでワーホリ、バックパッカー後、予定通り社会人となり忙しく働いていましたが
そもそもわたしは入社したその日から3年後に退職することを決めていて、
それまでにお金を貯めて、またワーホリなどで海外へ行こうと思っていたので
退職の日までのカウントダウンカレンダーを用意し、毎日カウントをしていました。
初めての就職、新社会人、色々なことがありました。
チャレンジングな仕事だったけれど同期に恵まれ、楽しいことも、苦しいことも
達成したことも沢山ありました。3年間の経験は決して無駄ではなかったです。
3月中は有休消化中でしたが、友だちとスケジュールを合わせ
とりあえず行きと帰りのチケットだけを手配し、インドへ行くことにしました。
往復の飛行機のチケットと、最初に宿泊する宿を2泊分予約したけれど
その他はノープラン。現地で決めるフリープランでインドへ出発しました。
早速、タクシーで謎の費用をぼったくられる
デリーの空港から宿泊先までは、ホテルのサービスのタクシーを手配しました。
サービスとは言っても料金はかかりますが。
入国ゲートを出ると、わたしたちの名前を書いたボードを持ったおじさんが待っていました。
現地の通貨を全く持っていなかったので、おじさんにお願いしてまずは空港内の両替所へ
連れて行ってもらいます。もしかしたらこれが良くなかったのかも。後に気が付きました。
両替を終えタクシーに乗り宿へ向かいます。
運転手のおじちゃんはひたすら無言で英語もわかってるのかわかってないのか、
最小限の会話しかしません。なんか楽しい会話期待してたのに残念・・・
しばらくして宿付近に到着したのですが、突然なんか話し出した!
何を言ってるか全く不明。何語?英語でもないしヒンディー語?
いずれにしても全然わかりません!でもなんか怒ってる?怖い。何が起きてるの。
身振りが金を要求している。そんな雰囲気をゴリゴリ出してきます。
とにかくお金を出すまでは車をおろしてもらえそうにありません。
いくらかもよくわからないけど、このくらい?と思ってお金を出すも足りない模様。
友だちとえーーと言いながらもうちょっと出すととりあえず納得して車を降り
宿まで連れて行ってくれました。
観光客は多少お金をぼられたりはよくあることだと思いますが、
多分空港でお金を両替したのが良くなかった模様。
私たちが現金を持っていることがバレているので多めに言ってきたんだと思います。
今はバーコード決済とか普及してるのか?わかんないけど、やっぱり現金はある程度必要だから
現地で両替するならこっそりすることをお勧めします。
灼熱のムンバイ
現地でインド旅のルートを考えた結果、南下してムンバイ、ゴアへと行くことにしました。
デリーからムンバイまでは飛行機、ムンバイからゴアまでは夜行列車のチケットを予約しました。
2011年はまだスマホも持っている人がちらほらいるくらいの時代です。
地球の歩き方は持っていきましたが、フリースタイルの旅の予定だったので
分からなかったら聞けばいいじゃん!何とかなるっしょ!という感じ。
ムンバイには午前中に到着し、その日の夜の夜行列車に乗ってゴアに向かうスケジュールです。
デリーも暑かったですが、ムンバイはもっと暑かった。灼熱でした。
折角半日あるので、バックパックは駅に預けて観光に出かけます。
どこも活気があって賑やか。デリーよりもちょっとイケてて洗練されてる
そんな雰囲気でした。
途中、ヒマラヤというインドのアーユルヴェーダコスメブランドのお店へ行って
ボディクリームなどいくつか購入しました。
市内を散策していると大学や学生街などもありエネルギッシュで魅力的な街でした。
夕方に駅に戻り列車の発車時間などを確認しようと駅員さんに話しかけます。
まずは列車の出発に遅延や変更はないか、目的地の駅には泊まるのか。質問は2つ。
至ってシンプルなはずです。しかし!!!話していることが全く分かりません。なんで!!
わたしは英語で質問をし、それを駅員さんは理解していました。
そして駅員さんは英語を話しています。訛りがものすごくて何を言っているのかさっぱり。
何度も同じことを聞き返しました。めちゃくちゃスローで話してもらいました。
・・・半分くらいわかりましたw インドの英語は難しかったです!!
駅構内でカレーを食べようとしたあたりから正直記憶がぼんやり。
食欲もわかず、なんかボーっとしていました。そしてついに熱中症の症状が。
気持ち悪くてトイレに行く(なんかお金とられる)嘔吐する。
一回トイレから出てくる。まだ気持ち悪い。立ったまたまた嘔吐。もうフラフラです。
駅構内で吐いてしまったのは本当にごめんなさいだけど、誰も気にしないし
もともと結構汚れているというか何でもありな感じで、静かにその場を立ち去りました。
水分も飲めば吐いちゃうしパワーもない中、何とか夜行列車に乗ってひたすら揺られ。
幸い寝台席を予約していたので、映画で見るような人があふれる感じの列車ではなく
2段ベッドの上でバックパックを枕にしてひたすら寝る。途中で気持ち悪くなって
列車のトイレでもまた吐く。列車のトイレはなかなか衝撃的でしたが
気持ち悪すぎてそんなこと本当にどうでもよかったですw
あれは本当に辛かったなぁ。
皆さんも、ムンバイの暑さにはくれぐれも注意してください!
世界は広いんです。
この先、インドでバックパッカーとかできるのかなぁ。。。
ゴアでのお話はまた今度。