こんにちは、ワーホリ推してたら外貨$に到着した人、yucoです。
アドベンチャーツアーも4日目。日記の内容から興奮がわかる。
今でも覚えている。あの、最高の星空を経験した日だったみたいだ。
前日の日記はこちら
4日目の日記(原文)
まじで!!!夜空がやばい。skyland。すっごい下まで星が見えたし、流れ星もたっくさん流れてきた。
朝は早かったような、多分5時半起きだった気がする。
基本的には、バスでひたすら南におりていくわけだけど、なんせ今日だけで700km近く進まないといけないから大変大変。
結構よく寝たと思ったけど、まだまだ寝られる。
乗ってるだけでも大変なのに、ドライバーのお兄ちゃん大変だろうなー。
1回温水プールで停まったけど、なんとなく入らなかった。
またバスに乗り、ひたすら乗り、途中で1番古いと言われているらしい有名なバーに寄った。
来た人は足跡を残すのがしきたりらしく、だからパスポートのコピーを貼ってきた。
もうこの旅では要らないだろう。そう信じて。ここが思いのほか楽しかった。
そして久々のBBQ。玉ねぎ切ったりしてお手伝い。バーガー美味しかったなぁ。
そしてまたバスに揺られ、途中でビールを買ってキャンプサイトへ。
到着したらもう8時くらいだったけど、真っ暗で星がまじで綺麗だった。
あの星の中、外で寝られたのはまじで奇跡。あの星はもう見れないと思う。
日本にはないだろうな。
疲れてたのか、速攻で寝てたけれども。
キャンプファイヤーも炎が小さくて魅力は弱め。
馬もいて、蛇も見てワイルドだった。
やっぱ、もうちょっと英語やろ。
4日目の日記(解説)
なんといっても、この日はわたしの人生史上、最高の星空を見た日でした。
後にも、先にも、この日以上の星空には出会えていません。
星空の話はまた後でするとして、なんと1日に700kmも移動しているらしい。
だって1500kmを7日くらいでくだらないといけない。
多分この日は移動距離が一番長い日だったのだと思う。
途中で温水プールに寄ったらしい。
なんのこっちゃ全くもって記憶にない。だって入ってないから。
これもアクテビティの一環だったのかな。あまりきれいなプールではなかったのかもしれない。
もしくはこの日の宿泊場所にはシャワーがなかったのかもしれない。
途中でバーに寄った。
ここはアウトバックの途中にポツンとあるバーというかパブというか。
アウトバックで働いている人たちにとってはかなり貴重なスポットである。
来た人はみんな、自分がかぶってきた帽子とか、自国のお金とか、様々なものをココに来た証として置いていくのだ。
ブラジャーなんかも沢山残されていた。
わたしは予備用に持ち歩いていた、パスポートのコピーをホチキスで止めてきた。
オーストラリアでのワーホリ、バックパッカーも、あと1週間もすれば終了だから。
そしてその夜に見た星空が本当に夢のようだった。
もちろん写真には写らないから、写真が残っていないのは非常に残念だけど、それでも記憶にはしっかり残っている。
通常はバンガローの中に寝袋を敷いて寝るのだけれど、この日は色々な条件が良かったのか外に寝袋を敷いて寝た。
後にも先にも、外に寝袋を直置きして寝たのはこの日だけだ。
荒野の中だから周りに明るい照明もないし、高い建物もない。基本的に何もない。
星の光を邪魔するものが何もないのだ。
小さな焚火のそばに寝袋を敷いて、肌寒い中で眺める星空は圧巻だった。
数えきれないほどの大小さまざまな星が、本当に手が届きそうなほど近くに感じられた。
写真に残せたらどれほどよかったかと思うけれど、当時の技術、わたしのデジカメでは無理。
自分でもびっくりするのだが、手を伸ばしたら届く気がして実際に何度も手を伸ばした。
もちろん手は届かないのだけれど。
本当に沢山の流れ星が流れていった。
最初こそ興奮したものの、あまりに沢山流れてくるので最終的には驚かないほどに。
あーはいはい流れ星ね、っとなった。
これは翌朝の寝起きの写真。みんな外にそのまま寝袋を敷いて寝ているのが分かる。ワイルド。
ちなみにこの原っぱには普通に馬が歩いていた。
今思えば、一体どういう状況だったのだろう。
4日目の日記(考察)
ダーウィンからアリススプリングスへ向けて南下するアドベンチャーツアーも折り返し地点。
連日の長距離移動で疲れも溜まっている。
改めて、オーストラリアの大きさを思い知る。
時々、自身で車を運転してアウトバックを旅する人もいるけれど、わたしは多分無理だと思う。
だって、高速を1500km移動するのとはわけが違う。
パーキングない、サービスエリアない、景色も変わらない
途中にぽつりぽつり町はあるけれど、突然こんな看板が出たりする。
「この先500kmはガソリンスタンドありません」
この代わり映えしない景色を自身で運転し続けると、本当に目的地に着くのだろうかとか、ここはどこなんだろうとか、道を間違えてはいないだろうかとか、いろんな不安が襲ってくるような気がしてならない。
もちろん、途中でこんな素晴らしい星空に出会えたりするのだから、機会があったら是非行ってみて欲しいとは思うけれど、わたしはツアーをおススメします。
バスツアーが始まって4日目。
このツアーがものすごい珍しいというわけではないと思うけれど、未だに他のグループに会ったことがない。
その程度にはマイナーで、参加者が殺到して同時にいくつものグループが行動するようなツアーではないという事だ。
だからこそ、このツアーに参加してる人はみんな冒険心があってタフなんだと思う。
特にトラブルもなく、ここまで進んできたのは素晴らしいことだ。
ご飯に文句を言うとか、バスが狭いとか、寝床が汚いとか、みんな気にしない。
最後にぽつりと書いてあった、「もうちょっと英語やろ」
個人的には、こういう経験を通じて感じることが英語を勉強する一番のモチベーションになる。
あの時もっと英語が話せたら楽しかったのに、あの話題についてもっと知識があれば仲が深まったのに。そんな経験が沢山ある。
その経験こそが、海外に出て実際に世界を感じる瞬間なのだと思う。
当時のわたしはまだ大学生だった。まだまだ世の中、世界について知らないことが多すぎた。
日本に居るだけだったらそれでも毎日は過ぎていくけれど、一度世界に出てみると、自分がいかに世界で起こっていることを知らないのかよくわかる。
そして急に恥ずかしくなる。
世界のことをもっと知りたくなる。世界中の人ともっと色々話してみたくなる。
そうなった時、一番便利なコミュニケーション手段は何だろう。
それが英語なのだ。英語は手段。すごく便利な手段。
世界は広いんです。